STORIES #8

週末を家族と過ごす
ここは眺めのいいお部屋。

A さま邸

WORKS‐Royal

ライフスタイルにあった暮らし方を。

マンション購入から10年。夫婦ふたりだけの暮らしから子供との3人家族になり、ライフスタイルが変わったことから、間取りを変えたくてリノベーションを検討。インテリア雑誌を愛読する奥様主導で、カウンセリングにお越しくださったのがご縁の始まりでした。ワンフロアのように、できるだけ仕切りのないオープンなお部屋に。そんなご希望でした。「打ち合わせは10回くらいお願いしたでしょうか。価格よりもこだわりを重視していましたので、じっくり話を聞いてくださることに安心感がありました」。こうして、2021年、リノベーションしたお部屋が完成しました。

雑誌で見て、
温めていた夢を取り入れて。

これだけは実現したいとお願いしたのは、子供部屋の壁とヘリンボーンの床でした」。お子様は女の子で、プリンセスやお花が大好き。ですから壁はピンク色に。「ピンクといってもいろんなトーンがありますけれど、ご提案いただいたのはクスミピンク。可愛らしいけれどシックなお色で、わたし自身もとても気に入ってるんです。上部に丸みのあるドアも可愛らしいですよね」。ドアを開けておくと、リビングに柔らかな差し色となるピンク。「子供が大きくなって独立したら、わたしの趣味のお部屋にしたいなって、今から考えているんです」と奥様。完成後には男のお子様も誕生して、ここはふたりのお子様のプレイルームとなりました。
ヘリンボーンの床は、雑誌で見かけて一目惚れ。いつかは我が家もこの床にと考えていらしたのだとか。「職人さんがね、1枚1枚手で張ってくださったんです」。シンプルな間取りに個性的なアクセントとなっています。

夫婦それぞれの、
お気に入りの景色。

「上の子が市外の小学校に入学したことで、今は平日だけ別の家。ここは、週末や休日を家族とゆっくり過ごす場所になりました」。ご夫婦それぞれのお気に入りの場所を伺ってみると「寝室のベッドに座って、ガラスのドアから見えるリビングを眺めるのが、とっても素敵で大好きな眺めなんです。このドアも枠をできるだけ細く作っていただいて、変な存在感がないんです。ノブも枠のイメージに合わせてとても繊細なものをセレクトしていただきました」と奥様。ご主人は、ダイニングテーブルの定位置から、海の方向を眺めている時間がお好きなのだそう。お気に入りの場所は、それぞれにとっての眺めのいい場所なのです。最後に奥様がおっしゃった言葉が印象的でした。「リノベーションしたことは、家族のいい思い出になっていくと思います」。

FEEL